建物部分の査定方法とは?一戸建てを高額売却するタイミングも解説

建物部分の査定方法とは?一戸建てを高額売却するタイミングも解説

自宅を売却しようと考えるとき、いくらで売れるかはとても重要ですが、いつ売りに出せば高く売れるのかお悩みではないでしょうか。
また、中古住宅はどのように査定をするのか、建物の質によって査定額が変わることがあるのか、わからないことも多いと思います。
そこで今回は、中古住宅の査定方法と、築年数が経過しても高く売れやすい家、家を売るのに適したタイミングについて解説します。

建物部分の査定方法「原価法」とは?

建物査定の原価法とは、同じ建物をもう一度建てた場合にかかる費用(再調達価格)から、築年数による劣化分を差し引いて(減価修正)、現在の建物の価値を計算する方法です。
原価法は、中古一戸建ての建物部分の査定によく使われる方法で、建物の構造と建築年によって再調達価格の価額が決められています。
また、リフォームの状況やインスペクションの結果によって、価値が上下することもあります。
なお、実際の査定では、建築時の金額をもとに、建物の減価償却をし、現在の建物の価値を計る方法も使われます。

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長期優良住宅など高性能な家は高額査定が期待できる

長期優良住宅とは、高い耐震性や省エネ性などの性能を持ち、長く快適に住める住宅のことです。
長期優良住宅に認定されると、税金や住宅ローンの優遇措置を受けられるメリットがあります。
また、売却時にも高く査定され、高額売却できる可能性があります。
なぜなら、長期優良住宅は、国が定めた基準を満たすことが証明されており、品質や安全性に信頼が置けるからです。
長期優良住宅は、性能表示制度により住宅の性能を客観的に評価しているため、住宅の価値をわかりやすく伝えられます。
たとえば、耐震等級3という表示は、もっとも高い耐震性能を持つことを示しており、地震に強い住宅であることがわかります。
長期優良住宅は耐震等級2以上が必須条件ため、中古住宅市場でも需要が高くなり、一般住宅よりも高値で売却できる可能性が高まるでしょう。

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中古の一戸建てはいつ売るほうが良い?

一般的に、中古一戸建ての価値は築年数が経つほど下落しますが、木造の場合、築10年を越えると価値が半減し、築25年では価値がほとんどなくなります。
したがって、10年を目安に売却を検討すると高値で売却しやすいでしょう。
しかし、築年数が経った中古一戸建てでも、譲渡所得税の面ではメリットがあります。
譲渡所得税とは、不動産の売却益に対してかかる税金で、物件の所有期間が短いほど税率が高くなります。
売却する本人の居住用不動産(マイホーム)を売却する場合の税率は、所有期間5年以下だと39.63%、5年以上だと20.315%、10年を越えると14.21%です。
不動産をいつ売却するかは個人的な事情が優先ですが、築年数や税金面を考慮しタイミングを見極めるとお得になることも覚えておきましょう。

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中古の一戸建てはいつ売るほうが良い?

まとめ

原価法は、同じ建物を建てた場合の原価から劣化分を差し引いて価値を算出する方法で、中古一戸建ての査定によく使われます。
長期優良住宅として認定されると査定額が上がり、高額売却できる可能性が高いです。
中古一戸建ての適切な売却時期は、築年数を考慮すると10年以内が良いですが、税金面では10年以上経過したほうがお得になります。

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