2023-11-14
土地の売却を検討しているけれど、水路に接した土地の場合はどうしたら良いのでしょうか。
一般的な土地とは違い、売却の障害になってしまうのか気になりますね。
この記事では水路に接する土地が持つデメリットや、売却の方法と注意点をご説明します。
気になる方は、ぜひ参考にしてください。
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道路との間に水路が設けられている場合は、リスクがあるため売却が難しいです。
デメリットをそれぞれ見てみましょう。
まず建築不可の確率が高い点です。
水路に接した土地は、建築基準法を満たしていない恐れがあります。
建築基準法の接道義務「道路に2m以上接しなければならない」を満たせないケースが多いです。
そのため建物を建設できないので、売却が難しくなります。
次に軟弱地盤が多い点です。
水路に接する土地は、地盤が弱い場合が多いと考えられます。
通常の土地よりも水分が多く含まれるからです。
軟弱地盤は補強工事が必要となるため、デメリットの一つになるでしょう。
最後に浸水の恐れがある点です。
水路が増水し溢れてしまうと、家が浸水する恐れがあります。
近年の水害の多さから、浸水の恐れがある土地は敬遠される傾向があります。
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水路に接した土地はリスクが多いですが、工夫次第で売却は可能です。
●住宅用地以外で売却する
●占用許可をとる
居住用の土地ではなく、駐車場など建物を建築しない土地として売却する方法があります。
とはいえ居住用ではないと、買い手が見つかるまでに時間を要するかもしれません。
また建築基準法の接道義務を満たすためには、占用許可を取る方法があります。
問題となる水路に幅2m以上の橋をかけることで、接道義務を満たせます。
橋をかけるには、各自治体に占用許可を取らなければいけません。
申請の際、自治体によっては占用料が発生するケースもあるので確認しましょう。
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デメリットの多い土地を売却する際には、注意点もしっかり押さえましょう。
まず水路に接した土地の売却時には、買主に対して告知義務があります。
その土地が持つ軟弱地盤のデメリットや、浸水被害の有無が代表的です。
占用許可をとった場合には、買主に継承できるかどうかを確認しましょう。
また、告知義務と占用許可の継承確認に不手際があると、トラブルの原因となるので注意してください。
他にも、デメリットの多い土地は敬遠されやすいために、低価格で売買される傾向です。
通常の価格設定では、売却は難しいでしょう。
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水路に接している土地は、通常の土地と比べるとデメリットも多く売却が難しいでしょう。
とはいえ建築基準法を満たしたり、居住用以外に活用したりと工夫すれば売却も可能です。
リスクをきちんと伝える告知義務などの注意点もあるので、売却前に不動産会社に確認しましょう。
鹿児島市の不動産売却なら南国殖産株式会社へ。
安心と信頼の地域総商社で、不動産についての気になる相談に真摯に対応いたします。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
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