2023-06-17


≪査定依頼~媒介契約までの流れ≫
一般的に以下のような流れで進んでいきます。
①物件査定の依頼
不動産会社に物件の査定価格を出してもらうよう依頼をします。
査定方法は机上査定と訪問査定の方法があります。
机上査定
机上査定は物件情報をもとに査定価格を出す方法です。
訪問査定
不動産売却を進めるうえでは、さらに正確な査定価格を出すための訪問査定が必須です。
訪問査定当日は不動産会社の担当者が現地に赴き、実際に売却する不動産を見て査定をおこないま
す。
②査定結果の報告
訪問査定の結果が出るまでの時間は、だいたい1週間程度です。
③媒介契約締結
査定価格に納得できたら、不動産会社と媒介契約を締結します。
媒介契約には、専属専任媒介契約・専任媒介契約・一般媒介契約の3種類があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
専属専任媒介契約
売主は特定の1社だけと契約できる方式で、売主自身で買主候補を探す「自己発見取引」は禁止され
ています。
不動産会社には5日以内に「レインズ」への物件情報登録と、1週間に1回以上の販売状況報告が義務
付けられています。
窓口を一本化できる点がメリットですが、不動産会社のスキルによって売却価格や期間が左右される
のがデメリットです。
専任媒介契約
専属専任媒介と同様に、売主は1社のみと契約する方式です。
ただし自己発見取引は認められているので、売主自身で買主を見つけた場合は直接取引ができます。
不動産会社の義務は、7日以内の「レインズ」への物件情報登録と、2週間に1回以上の販売状況報告
です。
メリット・デメリットは、専属専任媒介契約と同様です。
一般媒介契約
同時に複数社と契約できる方式です。
「レインズ」への物件情報登録や販売状況報告は義務付けられていません。
人気物件であれば好条件で売却できる点や、物件情報をオープンにせずに売却活動を進められる点が
メリットです。
一方デメリットとして、販売状況を把握しにくいという点があげられます。
こんな方は一般媒介がおすすめ
築浅や都心にあるなど需要が高い物件は、一般媒介契約がおすすめです。
需要が高い物件であるほど買手が見つかりやすいので、複数社と媒介契約を結び広く募集したほうがよ
り良い条件で売れる可能性があります。
こんな方は専属専任媒介契約・専任媒介契約がおすすめ
築古や郊外にあるなど需要が低い物件は、専属専任媒介契約か専任媒介契約がおすすめです。
1社による手厚い支援を受けられるので、早く売りたい方には向いています。

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