2023-03-10
利用していない家を取り壊すためには、解体費用が発生します。
売却前の解体では、売却金を受け取る前に解体費用を用意しなければならず、お困りの方もいるのではないでしょうか。
しかし一定の条件を満たしていれば、補助金などの制度を利用できる場合があります。
そこで今回は、不動産売却にあたり家を取り壊すときの解体費用について解説します。
鹿児島市に不動産をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください。
\お気軽にご相談ください!/

家の解体費用は、建物の種類や面積、立地条件によって異なります。
標準的な木造住宅であれば、解体費用の目安は100~300万円を見込んでおきましょう。
もし売却前に解体するなら、これらの費用は自己資金で工面しなければなりません。
しかし、空き家対策特別措置法にもとづいて、家の解体費用に対して補助金を支給している自治体もあります。
空き家対策特別措置法とは、放置された空き家の状況を改善するための法律のことです。
誰も住んでおらず適切な管理もされていない空き家は、急速に劣化が進んで倒壊などの危険性が高まります。
ごみの不法投棄や不法侵入、放火に巻き込まれるリスクもあり、近隣住民の生活環境にもマイナスの影響を及ぼします。
しかし、空き家の解体費用は高額になることが多く、金銭的な事情でやむなく放置されている建物も存在するでしょう。
そこで国土交通省では、空き家対策総合支援事業の一環として、空き家の解体を進める自治体への支援をおこなっています。
これにより自治体では、家の解体費用に対して補助金を出すなどの対策ができるようになりました。
補助内容は自治体によって異なり、解体費用の2~5割程度を支給することが多いようです。
補助金の対象となる解体例には、おもに以下のものがあります。
老朽危険家屋解体撤去補助金
老朽化などで倒壊のおそれがある家屋の解体に適用されます。
補助を受けるためには、耐震診断や自治体からの認定が必要です。
都市景観形成地域老朽空き家解体事業補助金
都市の景観を守るため、長期間放置された家屋の解体に適用されます。
建て替え建設費補助金
建て替えを目的とする、老朽化した家屋の解体に適用されます。
なお新しく建てる家に対しては、良質な住宅として一定の基準を求められます。
このほか、自治体で独自の基準や使途を定めているものもあります。
所有する不動産が補助金の対象になることもあるので、何らかの工事を予定しているときは事前に確認してみると良いでしょう。
この記事も読まれています|売却前におこなう家の解体費用の相場は?工事の流れとデメリットも解説
\お気軽にご相談ください!/

売却する家の解体費用に適用される補助金は、自治体によって種類や条件が異なります。
そこで、申請時のポイントや申請方法について確認していきましょう。
解体費用に関する補助金は、着工前に申請するのが原則です。
年度ごとに申請期間が定められており、受付件数にも上限を設けているケースがあります。
件数が上限に達すると、申請期間内でも受付が締め切られることもあるでしょう。
さらに工事が完了する期限についても、補助金を申請した同一年度内としているケースは少なくありません。
工事のタイミングによっては、補助金を受けられないことがあるため注意してください。
審査項目の例として、次のものが挙げられます。
また、補助金を申請できるのは家の所有者もしくは相続人で、固定資産税などを滞納していないことも条件に含まれていることが一般的です。
自治体が実施している制度のなかには、解体費用以外の用途に活用できる補助金もあります。
建物は解体せずそのままの状態で賃貸物件などに活用する場合の、改修費用についての補助金などが例として挙げられます。
解体費用の補助金については対象外となった場合でも、そのほかの制度を利用できる場合があるため自治体に確認するのがおすすめです。
不動産売却においても、古家付き土地として家を解体せずに現状のままで売却する方法もあります。
そこで解体するかどうかで迷ったときは、まずは売買に詳しい不動産会社に相談してみてはいかがでしょうか。
この記事も読まれています|売却前におこなう家の解体費用の相場は?工事の流れとデメリットも解説
\お気軽にご相談ください!/

家の解体費用についての補助金を受給する際には、知っておきたい注意点があります。
工事計画にも影響を与えるため、家の解体を予定している場合は次のポイントをチェックしておくと良いでしょう。
補助金の審査には時間がかかり、2週間から1か月ほどかかることもあります。
そして自治体によっては、前年度までに耐震診断などを終えていることなどの条件を設けている場合もあります。
そのため、工事の着工直前では審査が間に合わないこともあるでしょう。
そこで補助金の申請については、解体を検討している段階で申請方法や期限を確認するのがおすすめです。
なお、問い合わせにあたっては以下のポイントを確認すると良いでしょう。
補助金を申請すると、自治体による現地調査がおこなわれることがあります。
現地調査では屋内も詳しくチェックされるため、不要品の撤去などの片付けを済ませておきましょう。
さらに審査に通過しても、補助金は基本的に後から支払われます。
そのため工事をおこなった段階では、解体費用を全額自己資金から支払わなければなりません。
そして解体工事が完了した証明として、解体業者と交わした契約書や領収書などの提出も求められます。
そこで審査や現地調査の際に、必要となる書類についても確認しておくのがおすすめです。
家の解体が完了したら、建物滅失登記の手続きをおこなう必要があります。
不動産登記法において、解体により建物が除去されたときには、その日から1か月以内に建物滅失登記を申請しなければならないと定められています。
申請をおこたると、10万円以下の過料に処されるおそれもあるので注意してください。
また登記申請をしないと、登記記録上ではまだ建物が存在することになります。
解体した家にも固定資産税がかかり続けるだけでなく、土地の売却もできません。
したがって、家の解体が完了したら速やかに建物滅失登記の手続きをおこないましょう。
この記事も読まれています|売却前におこなう家の解体費用の相場は?工事の流れとデメリットも解説
不動産売却で家を解体する際に知っておきたい、解体費用に利用できる補助金の仕組みについて解説しました。
自治体によって、具体的な補助の内容や申請方法は異なります。
所有する家が制度の対象となる場合があるため、売却にあたり解体をご希望の方は事前に確認すると良いでしょう。
弊社は、鹿児島市で価格査定の依頼を承っております。
利用できる制度の有無についてお調べの方も、お気軽にご相談ください。
鹿児島市の不動産売却なら南国殖産株式会社へ。
安心と信頼の地域総商社で、不動産についての気になる相談に真摯に対応いたします。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
この記事のハイライト ●不動産売却に関して、印紙税や譲渡所得税などの税金がかかる●譲渡所得税は、不動産売却で得た利益に税率をかけて計算される●不動産売却では、売却のタイミン...
2023-03-10
この記事のハイライト ●空き家を所有しているだけで、固定資産税や維持・管理のための費用がかかる●空き家を売却する場合、「古家付き」とするか、解体して更地にするかを選択する●...
2023-03-10
この記事のハイライト ●媒介契約までの流れは査定依頼・簡易査定・訪問査定・査定結果報告の順で進む●売却活動の流れは広告宣伝・問い合わせと内覧対応・買付証明書の受領・契約条件...
2023-03-10
この記事のハイライト ●不動産売却の諸経費では仲介手数料が大きな割合を占める●仲介手数料は法律で決まった計算方法と上限がある●仲介手数料は安いから良いとは限らない 不動産会...
2023-03-10
この記事のポイント負債の限定: 相続した資産(家や預金)の範囲内でのみ借金を返済する。資産の維持: 「先買権」により、借金があっても実家を優先的に買い取れる可能性がある。期限と条件: 相続人「全員」の合意が必要で、期限は...
2026-03-27
不動産の相続が発生した際、「相続税がどれほどかかるのだろう」「節税できる方法はあるのか」と悩む方が鹿児島市でも増えています。大切な財産である不動産を次世代へスムーズに承継するには、正しい知識と備えが不可欠です。この記事...
2026-03-25
不動産を相続した後、その不動産を売却する際には、思いもよらない税金や手続きが必要になります。どんなに大切な資産であっても、知らずに進めることで損をしてしまう方も少なくありません。この記事では「鹿児島市で相続した不動産を...
2026-03-24
鹿児島市で相続した不動産の売却を検討している方へ、ご自身の財産をより有利に手放すためには「正しい査定」が大きな鍵となります。しかし、査定と一口に言っても、どのような基準や手順で進めればよいか分からず悩まれている方も多い...
2026-03-23
「長く使っていない実家があるけれど、このまま放置して大丈夫なのか」。そんな不安を抱えながらも、具体的な売却方法までは調べきれていない方は少なくありません。特に鹿児島市の空き家は、老朽化や維持費の負担だけでなく、特定空家に...
2026-04-27
相続や離婚をきっかけに、気がつけば空き家の問題を抱えてしまった。そのようなご相談が、ここ数年で一気に増えています。遠方に住んでいて管理ができない、固定資産税だけ払い続けている、近隣から草木や老朽化を心配する声が届いている...
2026-04-13
築40年以上の古い空き家をお持ちの方の中には、「本当に売れるのか」「このまま持ち続けるべきか」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。特に、毎年の固定資産税や管理の手間が重く感じられ、「手放すべきか判断がつかない」という...
2026-02-26
この記事のハイライト ●名義変更をしないと売却が困難になったり親族間トラブルに発展したりするリスクがある●相続・売買・贈与などで空き家を取得した際にはそれぞれの目的に応じた名義変更手続きが必要●空き家の名義...
2026-01-27
離婚をきっかけに、鹿児島市で所有している不動産を売却すべきかどうか、そしていつ売るのが良いのか悩んでいませんか。感情的にも経済的にも大きな決断になるため、勢いだけで動くと、後になって後悔してしまうケースも少なくありません...
2026-06-16
この記事でわかること ・片方だけの名義でも、婚姻中に築いた不動産なら財産分与の対象 ・共有名義の不動産全体の売却には、名義人全員の同意が必要 ・話し合いが進まない場合は、弁護士へ相談や家庭裁判所への申立てを検...
2026-04-29
シングルマザーでもマイホームを購入できるのか悩む方は多いです。両親の離婚や死別などを理由に経済的不利な状況にある場合、国からの支援が受けられる可能性がありますが、細かい規定があるので確認が必要です。こちらの記事では、...
2025-03-12
婚姻期間中に購入したマンションは、離婚時における財産分与の対象となります。しかしそもそも財産分与とはどのような制度か、マンションをどのように財産分与したら良いのかがわからない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は...
2025-01-21
家を建て替えたいと思ったとき、最初につまずきやすいのが接道義務や再建築不可といった専門用語です。なんとなく不安はあるものの、自分の土地が本当に再建築できるのか、どこをどう調べれば良いのか分からない方も多いのではないでしょ...
2026-08-07
相続で引き継いだ家が再建築不可だと分かったものの、このまま所有を続けるべきか、相続放棄を選ぶべきか悩んでいる方は少なくありません。鹿児島市でも、道路に接していないなど建築基準法上の制限から、建て替えや活用が難しい物件を相...
2026-08-06
自宅の前の道が狭い、袋小路になっている、私道らしいが大丈夫なのか。こうした接道への不安があると、本当に家を売却できるのか心配になります。しかし、建築基準法上の道路や接道義務の考え方、さらに鹿児島市での確認のポイントを正し...
2026-08-05
相続で引き継いだ家が再建築不可だと分かり、どう処分すればよいのか分からず手を止めていないでしょうか。鹿児島市では、接道条件やエリア区分の影響で、建て替えや売却が想像以上に難しくなるケースが少なくありません。その一方で、固...
2026-08-04