固定資産税評価替えの内容について!調べ方や税金の種類も解説

2025-04-02

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固定資産税評価替えの内容について!調べ方や税金の種類も解説

マイホームを所有すると毎年負担することになる固定資産税ですが、定期的に税額が見直されることをご存じでしょうか。
どのタイミングで見直しが実施されるのか、いくら負担が必要なのかなど、マイホームの購入を検討している方にとっては気になることも多いでしょう。
今回は固定資産税の評価替えとは何か、固定資産税の調べ方や同じ方法で税額計算する税金と併せて解説します。

固定資産税の評価替えとは

固定資産税の評価替えとは、土地や建物の固定資産税評価額を3年に一度見直す制度です。
次に固定資産税の評価替えが実施されるのは令和6年度であり、原則として令和7年度および8年度は固定資産税評価額の変更はありません。
固定資産税の金額は土地や建物の価格を示す「適正な時価」にもとづいて毎年度見直すのが適切ですが、実務的に困難なため、3年に一度の頻度で見直すことにしているのです。
なお令和7~8年度に地価下落が生じ、固定資産税評価額の据え置きが不適当と判断された場合は、例外的に評価額の見直しと修正がおこなわれます。

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固定資産税評価額の調べ方

固定資産税評価額は課税明細書の確認など、3種類の調べ方で把握できます。
固定資産税課税明細書は毎年4月のはじめごろに納税通知書と一緒に送付される書類のため、送付時期が近い場合は課税明細書を確認しましょう。
送付まで時間がかかるようなら、不動産を管轄する市町村役場の窓口あるいは郵送で固定資産評価証明書を取得することをおすすめします。
そのほか不動産の所在地である市区町村の税務課窓口を訪れ、固定資産課税台帳を閲覧する方法も有効な調べ方のひとつです。
ただし不動産を所有する方もしくは関係者以外は閲覧不可のため、本人確認ができる書類を忘れずに持参する必要があります。

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固定資産税評価額にもとづき税額計算される税金の種類

固定資産税評価額を用いて税額を計算する税金には、固定資産税以外にも都市計画税と登録免許税、不動産取得税があります。
都市計画税とは都市計画事業などの費用に充てるため、市街化区域にある土地や建物を所有している方に対して毎年課される税金です。
固定資産税と同じく、課税標準額×税率0.3%で計算できます。
登録免許税とは購入した不動産の所有権を登記する手続きのタイミングで負担する税金です。
土地および中古の建物を購入した場合は固定資産税評価額×2.0%、新築の建物は固定資産税評価額×0.4%で計算できます。
不動産取得税は土地や建物の購入に対する税金で、原則として土地も建物も固定資産税評価額×4%で納税額を計算します。

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固定資産税の評価替えとは

まとめ

固定資産税の評価替えとは原則として3年に一度、不動産の固定資産税評価額を見直す制度です。
固定資産税評価額は課税明細書など、3パターンの調べ方で確認できます。
都市計画税をはじめ、固定資産税以外にも税額の計算に固定資産税評価額を用いる税金があることを覚えておきましょう。

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