リースバックで後悔しないために。コスト計算と会社選びのコツ!

2026-07-30

リースバックで後悔しないために。コスト計算と会社選びのコツ!

リースバックとは、自宅を売却して資金を受け取った後、賃貸借契約を結び、家賃を払いながら同じ家に住み続ける仕組みです。

リースバックで後悔しないためには、売却価格だけでなく、毎月の賃料や契約期間、再契約、買い戻しの条件まで契約前に確認しなければなりません。

この記事で分かること

  • 主な後悔は、売却価格、長期的な賃料負担、希望する期間住めない可能性の3つ。
  • 定期借家契約は期間満了で終了し、居住継続には双方の合意による再契約が必要。
  • 家賃を1回滞納しただけで直ちに強制退去とはならないが、継続的な滞納には注意。

読む前に要点を確認

目次

Q1.リースバックでよくある後悔と、買い戻しで注意すべき点は?

A.売却価格が想定より低い、家賃が家計を圧迫する、再契約できず退去するなどの事例があります。買い戻しも当然に認められる権利ではなく、契約上の価格や期限を満たし、必要な資金を準備できなければ実行できません。

→ 詳しくは「リースバックで後悔しやすい事例と買い戻しの注意点」へ

Q2.家賃が払えなくなったらどうなる?

A.滞納が続けば契約解除や明け渡しにつながりますが、直ちに強制退去となるわけではありません。

→ 詳しくは「リースバックの賃料負担と滞納リスク」へ

Q3.失敗しないための対策は?

A.通常売却の査定額と、複数社のリースバックにおける売却価格・賃料・契約期間を比較し、契約条件を書面で説明する不動産会社を選びましょう。

→ 詳しくは「リースバックで後悔しない不動産会社の選び方」へ

後悔と買い戻し

リースバックで
後悔しやすい事例と
買い戻しの注意点

リースバックで後悔しやすいポイントは、売却価格・賃料負担・居住期間の3つです。買い戻しも当然に認められる権利ではないため、契約前に価格や期限、資金の準備方法まで確認しておく必要があります。

よくある後悔のパターン

リースバックで起こりやすい後悔

後悔の種類 起こる理由 契約前の確認項目 主な対策
売却価格 通常売却より
低くなる場合がある
査定根拠、周辺相場 通常売却の価格とも
比べる
賃料負担 修繕費などが
考慮される場合がある
月額・累計賃料 累計賃料を計算する
居住期間 定期借家契約は
満了で終了する
契約期間、再契約 再契約の条件を
書面で確認する

定期借家契約と
普通借家契約の違い

普通借家契約

正当な事由がなければ、貸主から更新を拒みにくい契約です。

定期借家契約

期間満了で終了し、再契約には貸主と借主の合意が必要です。

所有権も事業者へ移るため、設備の変更や住宅の使い方が制限される場合があります。

この章のポイント

住み替えまでの短期間だけ住みたい場合など、目的と契約条件が合えばリースバックが役立つこともあります。

買い戻しまでの流れ

買い戻しとは、リースバックで売却した住宅を将来あらためて購入することです。当然に認められる権利ではなく、契約で定めた条件を満たす必要があります。

1売却契約
2賃貸期間
3資金準備
4契約上の条件確認・申出
5売買契約・決済
6再取得

契約書で確認すべき事項

  • 買い戻しが契約上の権利か、将来の協議事項か
  • 買戻し価格または計算方法
  • 申出期限、申出方法、諸費用
  • 第三者へ売却された場合の扱い

買戻し価格が当初の売却価格より高くなる場合もありますが、すべての契約に共通するわけではありません。住宅ローンを使う場合も、将来の年齢や収入、信用状況によって審査結果が変わります。

賃料を払いながら購入資金を準備する必要があるため、買い戻せない場合でも生活できる計画が重要です。

リースバックを検討しているものの、売却価格や将来の家賃、買い戻し条件に不安がある方は、通常売却を含む複数の方法を比較することで、ご自身に合う資金計画を整理できます。まずは査定を依頼し、売却価格と賃料の見通しを確認しましょう。

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賃料と滞納

リースバックの
賃料負担と
滞納リスク

リースバックでは、売却代金を受け取った後も毎月の賃料が発生します。月額だけで判断せず、予定している居住期間中の累計額と手取り額に占める割合まで確認することが大切です。

累計賃料の試算

月額10万円、売却後の手取り額2,000万円とした架空の試算例

月額賃料 居住年数 累計賃料 手取り額に占める割合
10万円 3年 360万円 18%
10万円 5年 600万円 30%
10万円 10年 1,200万円 60%

累計賃料が手取り額に占める割合

3年 18%
5年 30%
10年 60%
月額賃料 × 12か月 × 居住年数 累計賃料

住宅ローン残債や諸費用を差し引いた手取り額と、給与・年金、生活費を合わせて確認してください。

家賃改定と滞納時の対応

借地借家法第32条

経済事情や周辺の賃料などにより家賃が不相当となった場合、当事者が増減を請求できると定めています。ただし、契約更新時に自動で値上げされるとは限りません。

家賃改定条項や改定時期、一定期間増額しない特約の有無を確認しましょう。

滞納が続いたときの扱い

滞納が続き、貸主と借主の信頼関係を破壊する程度に至れば、契約解除の可能性があります。一方、貸主が無断で鍵を交換したり荷物を撤去したりすることは認められず、任意に退去しない場合は裁判所の手続きが必要です。

支払いが難しくなる前に、事業者や家族、消費生活センターへ相談してください。

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会社選び

リースバックで後悔しない
不動産会社の選び方

良い面だけを強調せず、売却価格から違約金まで書面で説明し、通常売却などの代替案も比較できる会社を選びます。高い査定額だけで決めず、賃料と居住期間を含めた総合条件で判断しましょう。

契約前に確認したい項目

  • 通常売却との比較
  • 売却価格の根拠
  • 月額・累計賃料
  • 契約種別と期間
  • 再契約の条件
  • 買い戻しの価格・期限
  • 解約条件・違約金
  • 第三者へ売却された場合の扱い

契約解除に関する注意点

契約前には売買契約書と賃貸借契約書の両方を読み、口頭説明と一致するか確認してください。

クーリング・オフは
適用されない

自宅を不動産会社へ売却する契約には、宅地建物取引業法上のクーリング・オフが適用されず、成立後に無条件で解除できません。契約を急がせる場合は、その場で決めず家族や専門家へ相談しましょう。

通常売却を検討している方は、まずは無料査定で現在の売却価格の目安をご確認ください。

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要点整理

まとめ

リースバックで後悔を防ぐための要点は次の通りです。

  • 1査定額だけでなく通常売却の価格とも比べる
  • 2月額賃料ではなく累計賃料を計算する
  • 3契約期間と再契約の条件を文書で確認する
  • 4買い戻しの価格・期限・資金調達方法を決める
  • 5違約金などを含む契約書を家族と確認する

今の家に住み続けながら資金を確保したい場合は、
契約期間や家賃負担まで含めて複数の方法を比較したうえで、
無理のないプランを選びましょう。

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